面談で想定される質問
カテゴリー:面談について
面談で想定される質問
創業動機、目的について
創業者としての、熱い想いと、前向きな理由をお話ししましょう!後ろ向き
な話はやめましょう。面接担当者は計画だけでなく「やる気」も見ています。
代表者の略歴について
創業ビジネスに活かせる経験を豊富に有していることを、過去の経験から
しっかりと伝えるようにしてください。創業期は実績がない分、代表者の
過去の経験も評価対象になります。
市場環境について
自身の携わる業界の現状の環境、競合、将来見通しなどを聞かれる可能性が
あります。仮に、市場環境は一般的に悪いと言われていても、まだニッチの
市場がある、現状、どこどこに問題があるため、入っていく余地があること
などを指摘してください(問題をしっかりと分析する必要があります)。
そのため、現状の市場の分析はしっかりとしておいたほうがよいと思います。
特に、環境、競合を分析することは、自社の強み、差別化を知るきっかけに
なります。
売上の見通しについて
計画書の内容に沿って説明できるようにしてください。計画書との整合性を
意識してください。また、過去に経験のあるビジネスで創業する方について
は、過去の実績を参考にした数字です、などというのもよい方法だと思われ
ます。そうすることで数字としての客観性が増します。
営業方法について
計画書の内容に沿って説明してください。実績がない中、売上が立つことを
リアルにイメージさせるためには、営業(販促)方法を明確に具体的に伝え
ることが需要です。いつ、誰に、どのように営業をかけるのかがしっかりと
伝われば、面接担当者も「たしかに収支計画表上の売上はいきそうだな」と
考えてくれるでしょう。
事業がうまくいかなかった時の展開について
うまくいかない想定をされたとしても、前向きな回答をしましょう!担当
者の話す前提を確認して、自身の考えをしっかりと伝えましょう。
事業がうまくいった時のその後の展開について
2期目、3期目くらいまでは、考えておいたほうがよいと思います。話す
内容としては数字的に現実的な話をしてください。今後の市場の環境とリ
ンクして話すことができればよりよいと思います。
資金の使い道について
なぜ、資金が必要なのかを聞かれます。この設備は中古ではダメなのか、
リースではダメなのかなど。返済の目処が立っていても資金の使い道が
明確でないと融資を受けるのは難しくなります。
自己資金の貯め方について
自己資金の認定は、創業融資の中でも重要な部分です。そのため、見せ
金になるような行為はやめましょう(見せ金とは、自分のお金でないに
もかかわらず、あたかも自分のお金のように見せることです)。
申請額が減額された場合はどうですかとの質問について
減額の場合でも、ここの予算を削れるとか具体的に削られても問題ない
ということを説明しての減額は大丈夫です等との回答が望ましいと思わ
れます。何も考えずに減額でもOKですというのは、いくらでもよいのか
などの印象をあたえかねません。