簡単スマート!事業計画書作成
カテゴリー:事業計画について
事業計画書とは何か
事業計画書は、言葉のとおり、事業の計画書です。
創業融資は、基本的には未来の話を書きます。そのため数字(売上予測など)については、あくまでもあなたの予測にすぎません。しかし、数字が予測ではなくほとんどの確率で実現されることが誰の目にも明らかであれば、金融機関として融資をしても、元金、金利は戻ってきそうなので融資をしてくれる確率は高まるでしょう。事業計画書で大切なのはここなんです。予測にすぎない未来の計画が、実現されるように思ってもらえるかが勝負になります。事業計画書は、創業融資を考える場合には、絶対に必要になります。
事業計画書の大きな2つの構成
あるモノやサービスを、誰に、どうやって、いくらで、誰と協力して販売するのか、そしてその結果、1年間でどのくらいの収入と支出がるのかという「基本的な事業の話」を書くことが1つ目に必要になります。
2つ目が大切です。
なぜ、あなたがそのモノやサービスを扱うと「売ること(儲ける)ことができるか」ということを客観的に示すことも必要になります。2つの項目を具体的な項目で書き出してみると、次のようになります。
構成要素1 基本的な事業の内容の話
①扱う商品やサービスが何なのかという話
②商品やサービスを誰に対して売るのかというターゲットの話
③商品やサービスをどこで販売するのか(販売チャネル)の話
④商品やサービスの値段の話
⑤仕入れ先や事業協力者などの話
⑥1年間でいくら売上がでるのかという話
⑦1年間でいくらを何に使うのか(経費)という話
⑧必要な資金の額の話
構成要素2 この人なら売れると思える内容
①なぜ創業しようと思ったのかという動機の話
②これまでの事業経験、経歴の話
③あなたならではの強みの話
④事業計画書の全体の内容
以上の構成要素を最低限おさえることが必要となります。
事業計画書①基本的な事業の話に続きます。