創業したての事業者ほど資金調達を軽んじる
カテゴリー:自己資金・資金調達
資金調達の重要性
会社を設立したり、個人事業として創業したあなたは、遅かれ早かれ、資金の問題に直面します。
・そもそも、事業の立ち上げ当初から資金が足りない人
・幸いにも、事業拡大のために資金が必要な人
・残念ながら、事業が想定よりうまくいかずに資金が必要な人
など、いろいろな人がいると思います。
私は、金融機関勤務時代を含め、多くの資金に関する相談をいただいています。その中で、資金調達のことを軽んじている印象を受けることも多くあります。経営者であるにもかかわらず、資金のことを軽んじているのです。あなたの事業ですので、あなたがしっかりお金のことを考えないで誰がお金のことを考えるのでしょうか?事業には、多かれ少なかれお金がかかります。お金の使い方を考えるのは、皆様、得意な印象があります。あそこを本社にしようとか、この設備を導入しようとか。夢をみることは、決して悪いことではありません。しかし、夢はみるだけでなく実現しなくては意味はありません。夢を実現するためには、資金が必要です。
たしかに、今まで事業をしたことがなく、資金調達のことなんて考えたこともないので仕方がないのかもしれません。しかし、事業をやろうと思ったのであれば、資金調達のことをしっかりと勉強しなくてはいけません。資金調達ができるか否かということは、事業を長く続けたり、事業の成功確度やスピードを上げるという意味において非常に重要なことだからです。