事業計画書⑪創業の動機
カテゴリー:事業計画について
なぜ創業しようと思ったのかという動機の話
あなたがなぜ、事業をはじめようと思ったのかという動機の話です。
私は、創業の動機をとても大切な要素だと考えています。お客様に創業動機をうかがうと、その人の創業にかける本気度が伝わってきます。お客様に創業動機を紙に書いていただくと、2行で終わってしまう方と、A4判用紙で2ページ、3ページと書いてくださる方がいます。 もちろん内容にもよりますが、量が多いとやる気や真剣度がやはり伝わってきます。量としては、A4判1枚くらいでよいと思いますが、それ以上に事業計画書を作っていく大前提となるのが実は創業動機です。どういった経緯で創業しようと思ったのかということに金融機関の担当者が共感できないと、事業計画書の話が理解しにくくなります。
創業動機がしっかりしていないと、せっかく融資をしてもすぐにやめてしまうのではないか、やることがコロコロと変わってしまうのではないかと、融資にはマイナスとしてとらえられてしまいます。逆に創業動機がしっかりしていると、担当者も人間ですので、想いに共感してくれますし、何とか事業を始められるようにお手伝いしたいという気持ちになるでしょう。たった2行では、想い伝わりませんよね。