事業計画書④商品販売チャネル
カテゴリー:事業計画について
商品やサービスの販売チャネルの話
商品やサービスをどこで販売するのか=販売チャネル
たとえば、豆腐を売ろうと思いました。あなたなら何個の販売チャネルを思いつきますか?店舗販売、代理店販売(スーパーなどに卸す)、インターネット販売、行商、チラシやダイレクトメールといった販売チャネルを思いつかれたんじゃないでしょうか。どの販売方法が良いのかは、それだけを見てもわかりません。ポイントは、なぜその販売チャネルを選んだかということでしょう。
この理由の1つとなってくるのが、ターゲットでした。たとえば、豆腐を買う人は女性のほうが多そうです。女性というだけではターゲットの絞りが弱いですね。そこでもうちょっとターゲットを絞ります。ここでは、専業主婦としましょう。専業主婦の方ですと、家の近所にいることが多いと思いますので、行商などの可能性が出てきます。これが、さらにシニアの女性ですと、行商の可能性は高くなります。豆腐という、シニアの方でも食べやすく、ヘルシーな食べ物ということと、買い物弱者といわれるシニアの方ですと、自宅への宅配などが充実してきている現在では、宅配サービスのような利便性を持つ行商は支持を得やすいかもしれません。費用の問題もありますが、基本的に、販売チャネルは多く持っておく方が一般的にはよいと思います。しかし、高級ブランドなどは、ブランドイメージを高めるため百貨店や自店舗にしかチャネルを持っていないことがあります。そのため、あなた自身の商品やサービスの特性などを検討し、最適なチャネルを決めるのです。